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ノビネチドリ [ランの仲間]

雪渓を望む山麓で③
 この日は雲一つない快晴、観光には最高の天候である。草原の道沿いでよく生育したノビネチドリが出迎えてくれた。このような天候では日差しが強く、どぎつい色の写真になってしまう。被写体は最高、それに反して撮影術と光の条件は決して良いとはいえない。多雪地で十分な湿り気があることから、日当たりの良い草地でも生育できると思われる。
nobinechidori.jpg
ノビネチドリ(ラン科)Neolindleya camtschatica 延根千鳥
 北海道・本州中北部・四国・九州に分布、山地の樹林下の湿ったところに生える多年草。茎は太く、高さ30-60㎝。葉は楕円形~狭長楕円形で5-10個、長さ7-15㎝、幅2-6㎝。葉面には縦に折り目があり、縁が波状に縮れる。チドリという名のあるテガタチドリやハクサンチドリの葉縁は波状に縮れることはない。唇弁はくさび状広卵形,萼片より少し長く,先端は3裂する。距は著しく湾曲し前に向き,長さ3㎜。 (2018.6.4)

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