雪渓を望む山麓で② ナエバキスミレの背景に雪渓を入れようとしたが、そのようなアングルが見つからない。ねらいどおりとはいえないが、表題に近い写真のつもりである。 ヒメシャガ(アヤメ科)Iris gracilipes 姫射干、姫著莪
北海道西南部~九州北部に分布、山地のやや乾いた林下にはえる多年草。シャガに似ているがやや小型で、花は淡紫色、花被片は全縁で、外花被片の中央は白く、紫色の脈と黄斑がある。花茎は細長く高さ30㎝以下。花期は5-6月。葉は淡緑色で細く、長さ20-40㎝、幅5-15㎜、冬に枯れる。常緑のシャガに比べて小型でやさしいことが和名の由来である。環境省カテゴリでは準絶滅危惧(NT)に指定されているが、この草原ではふつうに見られる。(2018.6.4)
2018-06-08 17:38
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