ササバギンラン

金さん銀さん揃い踏み③
　キンラン属Cephalanthera の最終回。クゲヌマランやユウシュンランは残念ながら近くに見当たらず、来年以降の目標となった。

ササバギンラン（ラン科）Cephalanthera longibracteata  笹葉銀蘭
　北海道～九州に分布、山野の林下にはえる多年草。稜線のある茎は直立し、高さ30-50㎝。葉は6-8個つき、長さ7-15㎝、幅1.5-3㎝。葉の裏面や縁に白色の短毛状突起がある。花序は有毛、5-6月、数個の花をまばらにつける。一般的に花序の基部にある苞は、花序と同長またはやや長いことが特徴といわれている。
　写真の個体は花つきがよく、苞も花序より短く，ギンランと思えるような個体であるが、有毛の花序と葉で「笹葉」とした。 (2018.5.6)

コメント 2

今年はキン、ギンの時期が野暮用で潰れ、気が付くとどちらも花が終わっていました。貴重な時期を逃したと悔やんでいます。近くにあるものを見られなかったと後悔ばかりです。掲載されているキンさんギンさんの花の質感がよく出ていますね。自分の写真は黄色や白は潰れて抜けてしまったものばかりです。この技術を今度教えてください。
by tonakazawa (2018-05-12 09:21) 

恥ずかしい写真ばかりで恐縮しています。
花の命は短し、年一度の出会いを大切にしたいですね。
by hanameguri (2018-05-16 17:55)