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コフタバラン [ランの仲間]

北岳・亜高山帯の植物4
 フタバランの仲間Neottia は葉2個を対生状につけ、全体的に小型で目立たない。黄緑色~紫色の花にある唇弁が特徴的で、基部に耳状裂片があるかないかで大きく2分する。
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コフタバラン(ラン科)Neottia cordata 小二葉蘭
 北海道、本州中北部、四国に分布、亜高山帯の針葉樹林下にはえる多年草。茎は繊細で高さ10-20㎝。葉は3角状腎形、鈍頭で凸端、基部は浅心形、長さ幅とも1-2㎝、無毛で鱗片葉を欠く。花期は6-8月、4-10個がまばらにつき、帯緑黄色。唇弁(長さ3-4㎜)は先端の2裂片と基部の耳状裂片で大の字形に見える。さらに唇弁の裂片は先端が細く長くとがる。先端の切れ込みも深いのが特徴といわれる。写真下では唇弁基部の耳状裂片は左右に広がっておらず、大の字にはなっていない。 (写真上2016.7.1 写真下2018.7.17)

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