SSブログ

タカネナデシコ

北岳・亜高山帯の植物5
 今回、最も標高の低いところ(2200m)で撮影した。高山帯ではないのでカワラナデシコD. superbus var. longicalycinus と思い、苞を確認すると2対(カワラナデシコの苞は3-4対)。基本種のエゾカワラナデシコ var. superbus として念のため撮影した。決め手は少ないが、高山型の変種タカネナデシコの可能性が高い。
takanenadeshiko.jpgtakanenadeshiko2.jpg
タカネナデシコ(ナデシコ科)Dianthus superbus var. speciosus 高嶺撫子
 北海道、本州中部以北の高山帯に分布、エゾカワラナデシコの高山型変種として分類されている。茎は丈が低く10-30㎝は長さ2-2.3㎝、苞は2対で細長い。花弁(5個)は紅色で、さらに深く切れ込んでいる。花弁の広い部分(舷部)の基部にある深紅褐色の毛があること、舷部が細裂することで同定した。いくつかの図鑑やネット上の写真を比較すると、色々な特徴が混在して決め手にならない。(2018.7.17)

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。