コイチヨウラン [ランの仲間]
北岳・亜高山帯の植物3
状態の良い亜高山帯の針葉樹林下では直射日光が遮られ、鬱蒼とした森を形成する。適度な湿度が保たれた林床には、蘚苔類が生育しやすい環境が整う。見落としがちの小さなコイチヨウランは、そのような環境を好んで生育する。
状態の良い亜高山帯の針葉樹林下では直射日光が遮られ、鬱蒼とした森を形成する。適度な湿度が保たれた林床には、蘚苔類が生育しやすい環境が整う。見落としがちの小さなコイチヨウランは、そのような環境を好んで生育する。
コイチヨウラン(ラン科)Ephippianthus schmidtii 小一葉蘭
北海道、本州中北部、四国(剣山、白髪山)に分布、針葉樹林下にはえる多年草。葉は1個、長さ2-5㎝の柄があり、広卵形、長さ1.5-3㎝、幅1-2.5㎝、基部は心形で表面に網状の脈がある。ふつう葉は緑色、ときに濃紫色。花茎は高さ10-20㎝、淡黄白色~淡黄緑色の小花をまばらに2-7個つける。全縁の唇弁と蕊柱の上方に突起がないことが特徴という。同属のハコネランE. sawadanus は、歯牙のある唇弁と蕊柱の上方に翼状突起があることで区別する。(2018.7.17)
北海道、本州中北部、四国(剣山、白髪山)に分布、針葉樹林下にはえる多年草。葉は1個、長さ2-5㎝の柄があり、広卵形、長さ1.5-3㎝、幅1-2.5㎝、基部は心形で表面に網状の脈がある。ふつう葉は緑色、ときに濃紫色。花茎は高さ10-20㎝、淡黄白色~淡黄緑色の小花をまばらに2-7個つける。全縁の唇弁と蕊柱の上方に突起がないことが特徴という。同属のハコネランE. sawadanus は、歯牙のある唇弁と蕊柱の上方に翼状突起があることで区別する。(2018.7.17)
2018-08-07 09:16
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0