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サカネラン [ランの仲間]

菌従属栄養植物
 コアツモリソウを撮影して再び歩き始めると、道沿いの斜面に白っぽいものを見つけた。すぐにサカネランであることが分かった。以前もコアツモリソウからあまり離れない場所で本種を見つけた。生育環境は異なるが、探す標高の目安になるかもしれない。
sakaneran.jpgsakaneran2.jpg
サカネラン(ラン科)Neottia nidus-avis var. mandshurica 逆根蘭
 北海道~九州に分布、山地の落葉樹林下にはえる葉緑素をもたない腐生植物。根茎は地中に直立し、肉質で平滑。太く短い根茎から根を多数束生する。この根の先が上向きになることが和名の由来という。茎は太く多肉で、高さ20-40㎝、数個の筒状で膜質の鞘状葉を互生する。5-6月、花序は汚白色の花を多数、総状に密生する。茎の上部や子房に縮れた褐色の腺毛を密につける。花被片は鈍頭。唇弁の長さは10-12㎜、花被片の2.5-3倍あり、先端は2裂する。
 数株を確認することができたが、どれも終盤の花ばかり。2年前に撮影したものを同時に掲載するが、良い状態の花なのにピントが甘い。(写真上2018.5.26 写真下2016.5.22)

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