識別が厄介なタツナミソウ タツナミソウ属Scutellaria は形態のよく似たものが多い。茎にはえる毛や葉の腺点が分類のポイントになるという。カキノハグサがはえる林にほど近い沢筋に群生していた。 シソバタツナミ(シソ科)Scutellaria laeteviolacea 紫蘇葉立浪
本州(福島県以西)~九州に分布、やや湿った山林内にはえる多年草。根茎は細くて横にはい、茎は直立して高さ5-15㎝、稜上には上向きに曲がった毛がある。葉は2-4対、長さ1.5-4㎝、幅1-2.5㎝、先の方に曲がる毛が両面にある。葉の裏はふつう紫色を帯びる。花期は5-6月、花序は1-6㎝。花冠は基部でほぼ直角に曲がり、長さ約2㎝。(2018.5.27)
2018-06-04 19:40
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