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ナツエビネ [ランの仲間]

造花ではありません
 春先に房総丘陵で見たことがあるが、もちろん花はつけていない。この時期に房総の自生地を訪れるには勇気が必要だ。大嫌いなヒルの餌食になるからだ。他の自生地も蒸し暑く、この時期に山に入りたくない。やはり涼しい所に気持ちは行く。軟弱者ゆえ、楽をして観察できる自生地に足が向いてしまうのだ。
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ナツエビネ(ラン科)Calanthe puberula var. reflexa 夏海老根
 本州~九州に分布、やや湿った落葉樹林下にはえる多年草。分布域は広いが山地は少ない。偽球茎は球状。葉は3-5個が束生し、狭長楕円形で、長さ10-30㎝、幅3-6㎝、鋭尖頭、表面は光沢がなく白みを帯びた緑色で縦じわが多い。花茎は基部の葉腋より出て、高さ20-40㎝上部は子房とともに短毛がある。花には距がなく、側花弁は広線形。唇弁の舷部は平坦で先端は突出する。(2018.8.12)

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