コアツモリソウ [ランの仲間]
最も地味で小さなアツモリソウ
アツモリソウ属Cypripedium の他の種に比べて非常に小さく目立たない。同属のクマガイソウやキバナノアツモリソウとは明らかに一線を画す。過去に一度だけこの花を見たことがある。正直に表現すれば、気づかなかったのかもしれない。双葉だけなら、フタバランの仲間かなと思うくらいだ。おまけに花は葉の下に隠れるようにして咲くものが多い。1つあるとその周囲に次々に見つかり、この日は面白いように多くのものを鑑賞した。
アツモリソウ属Cypripedium の他の種に比べて非常に小さく目立たない。同属のクマガイソウやキバナノアツモリソウとは明らかに一線を画す。過去に一度だけこの花を見たことがある。正直に表現すれば、気づかなかったのかもしれない。双葉だけなら、フタバランの仲間かなと思うくらいだ。おまけに花は葉の下に隠れるようにして咲くものが多い。1つあるとその周囲に次々に見つかり、この日は面白いように多くのものを鑑賞した。
コアツモリソウ(ラン科)Cypripedium debile 小敦盛草
北海道~九州に分布、山地の樹下にはえる多年草。茎の高さは10-20㎝、。葉は2個が対生、長さ2.5-5㎝、幅2-5㎝。葉には光沢があり、2-5脈。5-6月、葉の間から出る繊細な花茎に径約2㎝の花をつける。唇弁は袋状、径約1㎝、暗紅紫色の条班がある。開花前には花柄は短く、蕾の位置は葉の表面付近にある。開花する頃には花柄を下向きに伸ばし、花は垂れ下がり、隠れるようにして咲く。写真下のように内部が見えるように咲くものは少ない。写真下は、斜面に咲いているものを覗き込むようにして撮影した。分布域は北から南まで広いが自生地は少なく、環境省のカテゴリでは準絶滅危惧(NT)に指定されている。(2018.5.26)
北海道~九州に分布、山地の樹下にはえる多年草。茎の高さは10-20㎝、。葉は2個が対生、長さ2.5-5㎝、幅2-5㎝。葉には光沢があり、2-5脈。5-6月、葉の間から出る繊細な花茎に径約2㎝の花をつける。唇弁は袋状、径約1㎝、暗紅紫色の条班がある。開花前には花柄は短く、蕾の位置は葉の表面付近にある。開花する頃には花柄を下向きに伸ばし、花は垂れ下がり、隠れるようにして咲く。写真下のように内部が見えるように咲くものは少ない。写真下は、斜面に咲いているものを覗き込むようにして撮影した。分布域は北から南まで広いが自生地は少なく、環境省のカテゴリでは準絶滅危惧(NT)に指定されている。(2018.5.26)
2018-06-01 09:50
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