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モミジイチゴ

キイチゴの仲間
 キイチゴ属Rubus は種数が多く、図鑑(樹に咲く花)では「新枝による見分け方」「葉と果実による見分け方」で詳細に解説している。主に低木、茎は直立するもの、匍匐するものなど多様で、ふつう刺がある。2年で枯れるものが多いという。1年目の茎には葉だけつく。2年目に横に枝を出して、開花結実し、そのあと枯れるものが多い。花弁と萼片はふつう5個。雄しべは多数。雌しべは花床の上に多数つく。果実は果床の上に小さな核果が多数集まった集合果で、キイチゴ状果(いわゆるイチゴ)と呼ばれる。
 多くは日当たりのよい荒れ地や薮周辺でふつうに見られる。刺をさしたり、引っかき傷になったり、厄介な代物である。果実は食用になるものが多い。今回は4月上旬から中旬に開花するものを取りあげた。

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