オオタニワタリ [デジタル化]
思いがけない出来事が続いた年末年始,ようやく平常な生活が戻ってきた。南向きの部屋で日向ぼっこしながら,久しぶりにポジフィルムのデジタル化を行った。ポジフィルムの断捨離といったところだ。
桃源郷の秋 [デジタル化]
桃源郷の初夏 [デジタル化]
桃源郷・新緑の候 [デジタル化]
桃源郷の春 [デジタル化]
桃源郷の早春 [デジタル化]
希少になった桃源郷の花々 [デジタル化]
北アルプス表銀座縦走 [デジタル化]
デジタル化の方法 [デジタル化]
ポジフィルムのデジタル化
リバーサルフィルムで撮影した写真は、透過光で見ることが一番忠実な色と思われる。以前はスライド映写機で鑑賞したこともあったが、今日では現実的でない。全ての写真をダイレクトプリントをしても相当な出費で、保存にも苦しむ。ポジフィルムをCD化するサービスもあるが、年金生活者にはこれまた厳しい。Nikon COOLSCAN 5000 EDという優れたニコン製のフィルム専用スキャナーがあったが、10年以上も前に製造中止。現在販売されている安価なフィルム専用スキャナーはあまり評判が良くない。A4サイズのスキャナーにも限界がある。最終的には、フィルムの透過光をデジタルカメラで等倍接写することが、簡単で費用も最も安いのではないかと判断した。新たに購入したものは次のものである。
①ニコンNIKON ES-1 スライドコピーアダプター 前面の白色アクリル板にスライドを差し込んで撮影する。
②ニコンNIKON BR-5 リング フィルター径62mmレンズとES-1を連結する。
※ 費用は①②合わせて約5000円
【写真上】
左:ES-1 スライドコピーアダプター
右:BR-5 リング
【写真中】
ES-1とBR-5 リングを連結
【写真下】
BR-5を介してマクロレンズに取付
このレンズはレンズメーカー製のマクロレンズ(70mm)であるが、口径が62mmなのでニコン純正レンズと同じように使える。
もしフィルター径が異なる場合は、市販のフィルター径変換リングを用いてES-1を取り付ける。ネジ山は各メーカーとも同じピッチである。
実際の撮影ではカメラを三脚に取り付け、ES-1の前に古い蛍光灯式ライトボックスを置いて撮影する。現在ではLEDライトボックスという優れたものが主流のようだ。ライトボックスがなければ、野外の自然光でも十分撮影することができる。RAW及びマニュアルフォーカスで撮影後、カメラメーカーの無料ソフトを活用して画像処理を行う。2月1日投稿したホテイランは、この方法でデジタル化を行った。
ホテイラン [デジタル化]
「光の春」を迎えて
寒さは相変わらず厳しい。今朝も-5℃を下回り正午の気温は10℃に達しない。それでも2月に入ると何となく浮き浮きしてくる。一月前の陽射しとは明らかに違う。まさに「春は光から」。日の入りは5時を過ぎ、明けるのも少し早くなったことを実感できる。すでに咲いているオオイヌノフグリやホトケノザに混じって、在来種のイヌノフグリも咲き出した。被写体としては、まだ少し物足りないので、今日は現在取り組んでことを紹介したい。
それは、ポジフィルム(リバーサルフィルム)のデジタル化である。20歳代から20年ほど撮り続けていたものが数千枚ほどあるのだが、取扱に困っていた。思い入れもあり、2度と行けない場所で写した植物や自生地で絶えてしまった植物もある。今日は30年以上前(1980年半ば)の写真を紹介し、デジタル化の方法については後日解説したい。約30年前の写真のデジタル化はいかに・・・