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アリドオシ

千両万両,有り通し
 日本では新年を迎えるにあたって縁起物の赤い実を飾り,幸多きことを願ってきた。調べると冒頭のような語呂合わせがあることを知った。センリョウやマンリョウはよく知られているが,アリドオシが一両であることはあまり知られていない。さらに百両はカラタチバナ,十両はヤブコウジとなる。
 昨秋,低山の登山口に樹形の整ったアリドオシ(直立の主茎,二叉分枝で水平方向への側枝)を見つけ,今年の花期を待った。5月中旬に訪れたがまだ蕾の状態,後日出直した。
 図鑑などでは
花数の少ない写真を見るが,この個体は一両の名を払拭するような花数である。写真Dのような一対の花が一般的と思われる。赤い実がまだ残り縁起の良さを感じた。果実の先には萼の明瞭な痕跡(写真E)があった。
※ 写真は上から順にA~E
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