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ハルリンドウ [リンドウの仲間]

青紫色が眩しい
 本種は日当たりのよい,やや湿り気のあるところに生育する。こうした環境はどこにもありそうだが,関東地方では開発の対象になりやすく,RDB指定状況が絶滅危惧や絶滅の都県もある。
 この撮影地は緩やかな山頂部の草地にあるが,水が染み出るような所ではない。わずかな根雪が生育に十分な湿り気を確保していると思われる。数箇所で足の踏み場もないほどの群生を見ることができた。

 北海道~本州(中部地方以北)の高山や亜高山帯の湿原には,植物体が小型で花はやや小さく,淡紫色から白色のタテヤマリンドウ var. minor がある。この変種はハルリンドウの1型とする説と別種とする説がある。
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