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ミツバノバイカオウレン [オウレンの仲間]

雪解け後真っ先に
 訪れた山では登山道に雪が残り,一部では雪が解けたルートに迂回しなければならない。写真はそのような場所で写した。花期が5-8月と長いのは,雪が消えた所から咲きはじめるからである。
 花はバイカオウレンに似るが葉は5小葉でなく3小葉,一方同じ3小葉のミツバオウレンとは,円い花弁状萼片,褐色を帯びた花茎,短い花柱,などで違いが見られる。
mitsubanobaikaouren.jpgmitsubanobaikaouren2.jpg
ミツバノバイカオウレン(キンポウゲ科)Coptis trifoliolata 三葉の梅花黄蓮 別名 コシジオウレン
 本州(東北地方~中部地方)の日本海側亜高山帯~高山帯に分布,針葉樹林下や林縁,雪田などに生える常緑多年草。花茎は褐色を帯び,高さ7-15㎝。根出葉は3出複葉,小葉は倒卵状楔形,上半分に鋸歯がある。
 花期は5-8月。雪解けとともに他に先がけて,通常1個の花を頂生する。花の径は12-15㎜。白い花弁状萼片は通常5枚。 (2022.7.2)




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