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ミツバオウレン [オウレンの仲間]

3小葉の黄蓮
 様々な場所で見てきたが,そのほとんどが花期終盤のものばかりだった。今回は花期の早いヒメコザクラを目的としていたので,登山口周辺で咲き始めの個体をたくさん見ることができた。名の由来である3小葉はまだ閉じ気味で,蕾の状態のものもあった。
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ミツバオウレン(キンポウゲ科)Captis trifolia 三葉黄蓮 別名 カタバミオウレン
 北海道・本州中部以北の高山帯や亜高山帯に分布,やや湿った草原,ハイマツや低木林の下,または亜高山の針葉樹林下,または湿原にも生える多年草。細長く横に匍う根茎で繁殖する。根出葉はやや厚くて光沢があり,3出複葉,小葉はほぼ倒卵形でほとんど無柄,浅い切れ込みと不揃いな鋸歯がある。花期は5-8月。花茎は高さ5-10㎝,上部に小型の苞があり,1個の花を頂生する。花は上向きに開き,径7-10㎜。花弁状の萼片は白色で5枚,長楕円形。花弁は黄色で,舷部は浅い杯状。果実は袋果,ほぼ卵形で長さ3-8㎜,柄は4-7㎜,花柱は約2㎜。(2022.5.30)

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