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ヤマカシュウ

秋らしい天候に
 昨日(10月10日),秩父市では10.1℃の最低気温を記録した。10月に入っても高温傾向が続いていたがようやく秋めいてきた。そんな時に猛烈な台風19号が関東を直撃しそうである。少しでも被害が少なくなるような準備をしたい。自然には逆らうことはできない。

 果実をつけたつるが垂れ下がっていた。サルトリイバラのような鉤状の刺ではなく,剛毛状の鋭い刺が直角に出て,深緑色の果実がたくさん実っていた。熟したものは黒色に変わる。和名は山に生える何首烏(かしゅう)の意。何首烏はタデ科のツルドクダミの漢名で,葉がこれに似ていることによる。
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ヤマカシュウ(サルトリイバラ科)Smilax sieboldii 山何首烏 別名:サイカチバラ,ヤマガシュウ
 本州~九州に分布,山地に生えるつる性の半低木。茎に稜が多く,多数の刺がある。葉は互生,卵形で長さ5-12㎝,5脈があり,光沢がある,巻きひげは長い。花期は5-6月,散形花序が出て多数の花がつく。花は単生で,雌雄異花。液果は球形で,紫黒色に熟し径6㎜内外。エングラー分類体系ではユリ科に分類されている。 (2019.10.7)

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