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アオハダ

アオハダの実は豊作
 近くの落葉樹林ではアオハダの赤い実がよく目立っている。野生では年によって豊凶の差があるが,今年はたくさんの実をつけている。外皮は爪で容易にはがれ,緑色の内皮が見えることが和名の由来といわれる。まもなく葉が黄に色づく季節がやってくる。
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アオハダ(モチノキ科)Ilex macropoda 青膚,青肌 別名:マルバウメモドキ,ホソバアオハダ
 北海道~九州に分布,山地の落葉樹林に生える雌雄異株の落葉高木。樹高は12m,幹は径60㎝ほどになる。樹皮は灰白色で皮目が多い。枝は無毛で,短枝がよく発達する。葉は互生,短枝の先に集まってつく。葉身は長さ3-7㎝,幅2-5㎝の広楕円形~広卵形,縁には浅く鋭い鋸歯がある。葉柄の長さは1-2㎝。花期は5-6月,短枝の先に緑白色の花を束生する。雄花は多数,雌花は数個つく。果実は径約7㎜の核果。9-10月に赤く熟す。 (2019.10.7)

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