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ツルドクダミ

 ようやく爽やかな気候が訪れたので県内の平野部(関東平野)に出かけた。秋になると気になっていた植物がある。それは以前より殖えて、道路の法面から田畑周辺の低木、さらには空き家の庭の植木までが覆いつくしている。元の木が分からなくなるほど蔓を伸ばして一面に花をつけている。撮影できる場所を見つけて写真に収めたが、下から覗くと茎の基部は木質で太さ1㎝程あった。
 花のつくりからタデ科の特徴があり、凄まじく繁殖する様子は帰化植物の感じがする。帰宅途中、私の住む地域でも数箇所で確認できた。
 図鑑には、中国原産で広く日本に帰化。江戸時代、薬草として中国から取り寄せ、小石川で栽培された記録が残っていると示されていた。ドクダミとは全く別の科の植物である。漢名は可首烏(かしゅう)。
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ツルドクダミ(タデ科)Fallopia multiflora 蔓毒通
(2016.10.7撮影)


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