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フナバラソウ

風変わりな花と果実
 富士山麓で始めて見てから5年ほど経過した。資料を探していると埼玉県にも自生していることが分かった。それも懐かしい場所に自生していた。なんと55年前,中学校3年の遠足で訪れた場所だ。当時はどこにでもあるような山だったが,現在では施設の維持管理のため,草刈りが定期的に行われている。それも,この貴重種に配慮した草刈りと容易に想像できる。昨年,和名の由来となる果実(袋果)を写して今年に備えた。個体数は少なく,この個体以外はまだ蕾の状態である。環境省カテゴリでは絶滅危惧Ⅱ類(UV),埼玉県では絶滅危惧Ⅰ類に指定されている。
 ※写真は上から順にA~D
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