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アズマイチゲ [イチリンソウの仲間]

再びキンポウゲ科の花巡り
 今日は、朝から気持ちの良い晴天。自宅から見える奥秩父の山々は新たな雪化粧、朝日に映えて美しい。これでスギ花粉の飛散がなければ最高である。
 学生時代、春咲き植物の花の開閉運動と傾熱性について学んだことがある。この季節に咲く花は、曇や雨の日には気温が上がらす閉じてしまうものが多い。過去の撮影記録を見ると、「2015年3月15日、アズマイチゲ見頃」とある。今日は晴れて気温も上がるという予報を信じて、秘密の群生地に向かった。午前10時に到着するが、群生地東南側の山で日陰になり、やっと日光が当たりはじめた状態。花は全て閉じている。午後になれば開花すると判断し、別の所へ向かう。
 群生地に戻ったのは午後1時。数え切れないアズマイチゲの一華一華がそれぞれ自己主張するように咲き誇っていた。彼岸入り前の最高の一日となる。急いで墓参りの準備をしないと、故人に叱られてしまいそうだ。
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