アブラチャン
バイカオウレン [オウレンの仲間]
彼岸明けの花巡り
今回の花巡りのメインはユキワリイチゲ(3月25日投稿)、十分に開花するのは昼過ぎという。それまでに別の植物を探さなければならない。早春に咲く植物の種数は少なく、咲いているものでも日照条件等に反応するものが多い。そこで、日照等の影響を受けないオウレンの仲間を探すことにした。有名な古戦場跡近くの杉林を歩いていると、同じような目的の男性に出会う。NikonD500を持つY氏という方は、野生の動植物を撮影しているという。親切なY氏から、初対面にもかかわらず植物の情報を丁寧に教えていただいた。土地勘のない私でも、度重なる親切のお陰で下記の自生地に無事たどり着くことができた。ユキワリイチゲの自生地までは車移動で数10分程度の距離である。
この場をお借りして心より御礼申し上げます。
今回の花巡りのメインはユキワリイチゲ(3月25日投稿)、十分に開花するのは昼過ぎという。それまでに別の植物を探さなければならない。早春に咲く植物の種数は少なく、咲いているものでも日照条件等に反応するものが多い。そこで、日照等の影響を受けないオウレンの仲間を探すことにした。有名な古戦場跡近くの杉林を歩いていると、同じような目的の男性に出会う。NikonD500を持つY氏という方は、野生の動植物を撮影しているという。親切なY氏から、初対面にもかかわらず植物の情報を丁寧に教えていただいた。土地勘のない私でも、度重なる親切のお陰で下記の自生地に無事たどり着くことができた。ユキワリイチゲの自生地までは車移動で数10分程度の距離である。
この場をお借りして心より御礼申し上げます。
ユキワリイチゲ [イチリンソウの仲間]
イヌノフグリ
アズマイチゲ [イチリンソウの仲間]
再びキンポウゲ科の花巡り
今日は、朝から気持ちの良い晴天。自宅から見える奥秩父の山々は新たな雪化粧、朝日に映えて美しい。これでスギ花粉の飛散がなければ最高である。
学生時代、春咲き植物の花の開閉運動と傾熱性について学んだことがある。この季節に咲く花は、曇や雨の日には気温が上がらす閉じてしまうものが多い。過去の撮影記録を見ると、「2015年3月15日、アズマイチゲ見頃」とある。今日は晴れて気温も上がるという予報を信じて、秘密の群生地に向かった。午前10時に到着するが、群生地東南側の山で日陰になり、やっと日光が当たりはじめた状態。花は全て閉じている。午後になれば開花すると判断し、別の所へ向かう。
群生地に戻ったのは午後1時。数え切れないアズマイチゲの一華一華がそれぞれ自己主張するように咲き誇っていた。彼岸入り前の最高の一日となる。急いで墓参りの準備をしないと、故人に叱られてしまいそうだ。
ミスミソウ [ミスミソウの仲間]
ミスミソウ属の撮り比べ
これまでオオミスミソウ2016-12-08、スハマソウ2017-03-06を取りあげた。隣接県のミスミソウの自生地で形態上の違いや生育地の環境に注目して観察することができた。今年はじめて県境の長いトンネルを通過したが凍結場所もなく、道路は無雪期と変わりなかった。
ヤブツバキ
スハマソウ [ミスミソウの仲間]
ミスミソウの仲間
キンポウゲ科のミスミソウ属Hepatica には数種が分類されている。一般的には、オオミスミソウ、ミスミソウ、スハマソウ、ケスハマソウが知られている。葉先の形で分類しているが、それぞれ個体差があり厳密な区別は難しい。花期は自生する地域によって違いがあるが、概ねその地域の早春と思われる。園芸としての歴史は長く雪割草という名前で人気があるが、自生地の減少に拍車をかける一因でもある。植物は環境に適応して自生しており、自然の中で見てこそ美しいと考えている。
日本海側に分布するオオミスミソウは何度も見ているので、スハマソウを一度見てみたいと願っていた。かねてから自生している地域はある程度把握していた。少々の遠出となったが念願の花を愛でることができた。
キンポウゲ科のミスミソウ属Hepatica には数種が分類されている。一般的には、オオミスミソウ、ミスミソウ、スハマソウ、ケスハマソウが知られている。葉先の形で分類しているが、それぞれ個体差があり厳密な区別は難しい。花期は自生する地域によって違いがあるが、概ねその地域の早春と思われる。園芸としての歴史は長く雪割草という名前で人気があるが、自生地の減少に拍車をかける一因でもある。植物は環境に適応して自生しており、自然の中で見てこそ美しいと考えている。
日本海側に分布するオオミスミソウは何度も見ているので、スハマソウを一度見てみたいと願っていた。かねてから自生している地域はある程度把握していた。少々の遠出となったが念願の花を愛でることができた。