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タカネフタバラン [ランの仲間]

目立たない小さなラン
 花も含めて全体に緑色で意識しないと見つからないようなランである。アオフタバランに似ているが,葉の位置,葉先の形,葉の色や模様が異なる。
takanefutabaran.jpgtakanefutabaran2.jpg
タカネフタバラン(ラン科)Neottia puberula 高嶺二葉蘭
 北海道・本州(関東地方北部,中部地方)に分布,亜高山帯の針葉樹林下に生える地生の多年草。
 茎は繊細,高さ15-20㎝。葉は腎心形,長さ15-30㎜,幅20-30㎜。鱗片葉は披針形で鋭尖頭,長さ1-3㎜。

 花期は8-9月。花は淡緑褐色,疎らに5-10花を着ける。
 苞は卵状披針形,長さ1-2㎜。萼片は狭長楕円形で鈍頭,長さ約2㎜。側花弁は線形,萼片とほぼ同長。
 唇弁は長さ6-8㎜,縁に微毛があり,先端が2裂し,裂片は楕円形で鈍頭。(2022.8.24)


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