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レンゲツツジ [ツツジの仲間]

無人の群生地
 蕾の様子を蓮華に見立てたことが和名の由来で,別名は同色のヤマツツジに対する名といわれている。有毒植物で牛や馬なども食べないことから群生地して有名な牧場もある。個人的にはあまり馴染めない花であるが,残雪の山並みの美しさにしばし見蕩れ,至福のひとときを過ごした。
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レンゲツツジ(ツツジ科)Rhododendron molle subsp. japonicum 蓮華躑躅 別名 オニツツジ
 本州・四国・九州に分布,丘陵から亜高山下部の草原や林縁に生える落葉低木。有毒植物。幹は叢生し,枝を斜め横に広げて,高さ0.5-2.5mになる。
 葉は互生し,枝先に数個集まって着き,長さ5-10㎝,幅1.5-3㎝の倒披針形。基部は次第に細くなり葉柄(長さ3-7㎜)に流れる。葉質は薄い。葉縁は全縁で波打ち,内曲する剛毛がある。

 花期は5-7月上旬。葉の展開と同時に開花,枝先に2-8個の花を着ける。漏斗形の花冠は径5-8㎝,5中裂し,上側の裂片には橙黄色の斑点がある。雄蕊は5個。(2022.6.13)

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