SSブログ

ウチョウラン [ランの仲間]

よくぞ,残れたり
 2017-2-05以来,2度目の掲載となる。自生地は舗装道脇の岩壁で,人の背丈ほどの高さにある。標準レンズを用いた手持ちの撮影,もちろんトリミングなし。花数が多ければ人目につきやすいが,貧弱な個体でわずか2花のために目立たない。いつまでもひっそりと咲き続けてほしいが・・・。
uchouran.jpguchouran2.jpg
ウチョウラン(ラン科)Hemipilia graminifolia var. graminifolia 羽蝶蘭 
 本州,四国,九州,伊豆諸島に分布,暖温帯の腐植の堆積した岩の割れ目に生え,時に大きな群生となる。葉は線形または広線形,長さ7-12㎝,幅3-8㎜,疎らに2-4枚着ける。植物体全体に暗紫色の線状の着色がある。開花期の高さ10-30㎝。花期は6-8月。花序あたり数個ー20個の花を密に着ける。花は淡紅紫色,背萼片は卵円形,長さ6㎜,側花弁とともに兜状になる。側萼片は歪んだ卵形,長さ6㎜,斜め上に伸びる。唇弁は3裂し,長さ8-10㎜,距は太く,長さ10-15㎜,後方に伸び,先端が下に湾曲する。(2021.7.16)



nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。