SSブログ

イワナンテン

避暑は地元の渓谷で
 秩父地方では渓谷の岩壁で観察することができる。断崖に自生するので撮影できる場所は限られる。花づきがあまり良くないが,美しい葉だけでも十分に観賞の対象となる。
iwananten.jpgiwananten2.jpg
イワナンテン(ツツジ科)Leucothoe keiskei 岩南天
 本州(秩父山地~紀伊半島の太平洋側)に分布,山地の湿った日陰の岩場に生える常緑低木。岩場から下垂し,長さ30-100㎝になる。葉は互生し,革質,葉柄は長さ3-7㎜で無毛,長楕円形で長さ5-9㎝,幅2-4㎝,縁に浅い鈍鋸歯があり,先は尾状に伸びて鋭く尖り,基部は鋭形または鈍形,両面とも無毛。花期は7月中旬ー8月中旬。葉腋から長さ3-5㎝の総状花序を伸ばし,1-7個の花を下垂する。花柄の長さは0.3-1.5㎝で無毛。花冠は筒状で長さ1.5-2㎝,5浅裂,裂片は3角状卵形。(2021.7.25)

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。