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コケリンドウ [リンドウの仲間]

芝生でコケを見つける
 春に咲くリンドウ3種の中で,秩父地方で普通に見られるのはフデリンドウ,本種や湿地に生えるハルリンドウはなかなかお目にかかれない。
 茎葉よりもロゼット状の根生葉が特徴といわれる。最近,コケリンドウは都市公園の芝生などにも生えることを知った。
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コケリンドウ(リンドウ科)Getiana squarrosa 苔竜胆
 本州~九州に分布,日当たりの良い原野に生える越年草。茎は高さ3-10㎝,よく分枝して茂り,基部に狭菱卵形~卵状菱形で長さ1-4㎝の根生葉がロゼット状になる。茎葉は根生葉よりも小さく,卵形で4-10㎜,柄はなく基部は合着して短い鞘となる。花期は3-5月。花には短い柄がある。萼筒は長さ4-6㎜,裂片は卵形で先は刺状,平開し,上部は反り返る。花冠は筒状,長さ10-15㎜,淡青色で先は5裂し,小型の副片がある。(2021.3.30)

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