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ツワブキ [キクの仲間]

本来の自生環境で咲く
 晩秋から初冬にかけて庭園などでこの黄色の花を見かけることがある。本来の自生地は海岸に近い崖などで,強風,潮の飛沫,強烈な日照等,厳しい環境にさらされる場所である。アシズリノジギクを求めて海岸に下りる時,海蝕によってできた洞門周辺に群生していた。本来の自生地で咲く花はやはり格別に美しい。ツワブキの背景(写真上)にはオニヤブソテツも群生している。
tsuwabuki.jpgtsuwabuki2.jpg
ツワブキ(キク科)Farfugium japonicum 石蕗
 本州(太平洋側では福島県以南,日本海側では石川県以南)~沖縄に分布,海岸の岩上や礫地,崖などに生える多年草。花茎は高さ30-70㎝,根出葉は長柄があり,柄は10-38㎝,葉身は腎心形,長さ4-15㎝,幅6.5-29㎝,光沢があり,全縁で縁に微凸を散生するが,不揃いな微凸鋸歯がある。花期は10-12月。頭花は径4-6㎝,花柄は長さ1.5-7㎝。総苞は広い筒状で長さ12-15㎜,花冠は長さ32-40㎜,幅5.5-6.5㎜。筒状花は長さ11-12㎜。 (2020.11.20)

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