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マルバアサガオ

立冬過ぎて
 各地で野生化している熱帯アメリカ原産のアサガオ,秩父盆地でも珍しくはなくなった。立冬過ぎて霜の降りる日が多くなったが,それでも咲き続けている。熱帯原産でありながら耐寒性はありそうだ。和製アサガオに比べて花持ちが良く,秋になると夕方まで咲いていることがある。
 自生場所は北側の一段高いローカル鉄道南斜面で,北風の当たらない陽だまりにある。本種の特徴である様々な色の花が咲いている。白い花冠のものはミルキーウェイと呼ばれている。白地に薄い模様が放射状に入るが,時間経過と共に模様の色が変化していく。
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マルバアサガオ(ヒルガオ科)Ipomoea purpurea 丸葉朝顔
 熱帯アメリカの原産で,江戸時代に観賞用として渡来。現在では,各地に野生化している1年生のつる草。つるは左巻き,アサガオに似て下向きの毛を密生する。葉は円形で先は急に尖る。萼はやや肉厚で先はつの状に反曲する。花は漏斗状,径5-8㎝内外で紅紫色が多いが,赤,青,白など株によってさまざまである。果実は扁球形で6種子がある。 (2020.11.9)

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