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キタザワブシ

トリカブト属を学ぶ
 以前この撮影地付近でホソバトリカブトを写したことがある。後から気づいたことであるが,ここではホソバトリカブトと本種が近接して自生していることを知った。花柄に生える毛によって両種の見分けがある程度可能となる。前出のアズマレイジンソウに比べ個体数はかなり多い。和名の由来は発見地の南アルプス・北沢峠に因む。kitazawabushi.jpgkitazawabushi2.jpgkitazawabushi3.jpg
キタザワブシ(キンポウゲ科)Aconitum nipponicum subsp. micranthum 北沢附子
 本州(日光山地・関東山地・八ヶ岳・南アルプス・中央アルプス・木曽御嶽山・太平洋側山地)に分布,高山帯~亜高山帯の草原や低木林の林内や林縁に生える擬似1年草。
 茎葉は3深裂し,裂片は羽状に深裂する。欠刻片は線状~披針形。茎や花柄に屈毛が生えるミヤマトリカブトAnipponicum subsp. nipponicum var. nipponicum の亜種。
 花期は8-9月。花序は散房状~総状,雄蕊は有毛,雌蕊は無毛あるいはときに屈毛や斜上毛。
 (2020.9.2) 

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