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ハグロソウ

特徴的な2唇形の花
 花に露出を合わせて,ファインダーをのぞくと見た目よりも葉が黒っぽく見える。和名の由来がなんとなく実感できるが,定かではない。特徴的な花を唇にたとえ,花の斑紋をお歯黒に見立てたという説もある。花はキツネノマゴよりも大きく疎らに咲くことから,見栄えの良い写真にならない。
hagurosou.jpg
ハグロソウ(キツネノマゴ科)Peristrophe japonica var. subrotunda 葉黒草
 本州(関東地方以西)~九州に分布,山地の湿った林縁などの日陰に生える多年草。茎は疎らに分枝して直立し,高さ20ー50㎝,短毛が散生する。葉は暗緑色で対生し,柄があり,葉身は狭卵形,卵状長楕円形または広披針形,長さ2ー10㎝,幅1ー2.5㎝。花枝は枝先または上部の葉腋から出て5ー15㎝,その先に2枚の葉状の苞がつき,その中に2ー3個の花があるが,1個が発達する。花期は9ー10月,花冠は特徴のある2唇形で,長さ2.5ー3㎝。(2019.9.12)

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