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キバナノツキヌキホトトギス

2015年宮崎県の花巡り(世界でここだけに咲く花
 
直近に撮影した花を掲載したいところであるが,例によって,ブログ開始以前に写したものを取り上げたい。

 ちょうど4年前,友人から宮崎県の限られた渓谷にある「黄色のホトトギス」探訪の誘いをいただいた。この地方に「襲速紀(そはやき)要素の植物」が分布していることは承知していたが,関東からはあまりにも遠く,何かのきっかけがなければ訪れることは難しい。ありがたいことに,友人がシルバーウィーク直前の格安プランを探してきてくれた。例年の花期には少し早いと心配したが,この年は咲き始めが早くドンピシャリ,満足のいく花巡りができた。それにしても噂に聞いていたが,この谷のヤマビルには閉口した。ヒル対策用のスプレーを持参し,終始足元を気にする山行となった。
(参考)熊(くま:南九州  瀬戸(はやすいのせと):豊予海峡周辺  :紀伊半島 
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キバナノツキヌキホトトギス(ユリ科)Tricyrtis perfoliata 黄花の突抜杜鵑草
 宮崎県尾鈴山が唯一の産地,崖面から下垂する多年草。茎は無毛で長さ50ー70㎝。葉は披針形で長さ8ー17㎝,基部は茎を抱いて合着し,茎は葉の株を突き抜けるようになる。花期は9ー10月,花は葉腋に1個ずつつき,上向きに開く。花柄は花より短く,繊毛が密生する。花被片は長さ20ー25㎜,外片の下部に腺毛があり,基部にふくらみがある。(2015.9.18)

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