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シシウド

草原の主
 人の背丈を越える大型の草本なので草原ではよく目立つ。シシウド属 Angelica はよく似たものが多く,いつものことであるが正確な同定は苦手である。図鑑ではミヤマシシウド,アマニュウ,ヨロイグサが類似種と思われ,葉の様子,小総苞片の有無,花序数の違いで自己流の識別をした。
shishiudo.jpgshishiudo2.jpg
シシウド(セリ科)Angelica pubescens 猪独活
 日本特産で,本州・四国・九州に分布,山地の斜面に生える大型種で,1稔性草。茎は高く1-2mとなり,上部で枝を張り,葉とともに細毛がある。葉は2ー3回3出羽状複葉,葉片は薄く,両面に毛がある。小葉は長楕円形で鋸歯があり,頂裂片の基部は羽軸に流れる。葉柄はふくらんで袋状となる。花序は広大で,総苞片も小総片もない。花期は8ー10月。(2019.8.18)

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