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ワレモコウ

画にならない花
 古くから和歌や俳句に詠まれ,生け花などにも用いられてきた馴染みの植物である。先端から咲きはじめ,その後は暗紅色に変わっていく。生け花のような画に写してみたいものの,撮影技術が及ばない。連日掲載しているこの草原には多種多様の植物が生育している。
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ワレモコウ(バラ科)Sanguisorba officinalis 吾木香
 北海道~九州に分布,日当たりのよい丘や山地の草原に多い多年草。根茎は太く,茎を根生する。茎の高さは30-100㎝になり,上部は粗く分枝を繰り返す。根出葉は有柄で奇数羽状複葉,5ー11個の小葉からなる。小葉は楕円形~長楕円形。花期は8ー10月,穂状花状は枝先ごとにつく。花穂は楕円形,長さ1ー2㎝で直立する。暗紅色の花は,上部から咲きはじめて下部に及ぶ。花弁はなく,4個の萼片が花弁のように見える。雄しべは萼片より短く,ほとんど花外にでない。(2019.8.18)

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