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オオバウマノスズクサ

管楽器を連想する花
 昨年も同じ山道を歩いたが,毛虫に被れて通院する羽目になった。今回は同じ轍を踏まぬよう注意深く歩いた。その甲斐があって気づいた花である。日当たりのよい道脇は蔓や木の枝が繁り,人のすれ違いができないような道幅である。
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オオバウマノスズクサ(ウマノスズクサ科)Aristolochia kaempferi 大葉馬の鈴草
 本州(関東地方以西),四国,九州に分布,山地の林内に生えるつる性の多年生木本。他の植物などに巻きつき,高さ2-3m。茎は葉とともに,はじめ軟毛を密生するが,のちに毛は薄くなる。葉は互生,円心形または3角状心形でやや厚く,基部は心形,長さ8-15㎝。葉は黄緑色を帯び,表面に軟毛があり,のちに無毛。裏面は灰白色を帯びて毛が残る。葉腋に管楽器のサキソフォンのような形の花を1個着ける。花期は5月,花は長さ3-4㎝,黄色で,内側に紫褐色の縞模様がある。 (2019.5.10)

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