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コミヤマスミレ

暗所のスミレ
 花期が遅く,暗いところを好む,といわれている。スギの多い沢沿いの山道に点在していた。ほとんどの人は小さなスミレに気づかない。類似種フモトスミレとは,萼片が有毛であること,反り返っていること(写真下),で区別されている。
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コミヤマスミレ(スミレ科)Viola maximowicziana 小深山菫
 福島県から屋久島までの太平洋側の山地に分布,照葉樹林や杉林下など,じめじめしたところに生える日本特産のスミレ。草丈は4-8㎝,葉は長さ2-4㎝の卵形で,基部は心形。葉の表面の色は変化が激しく,緑色,暗紫色,紫色を帯びるもの,赤みを帯びるもの,さらに白い斑が入るものなど,様々である。裏面はふつう紫色を帯びるが濃淡の変化が多い。葉の表面には毛がある。花期は4月下旬~5月下旬,花期がもっとも遅いスミレの一つ。花の径は1-1.5㎝。(2019.5.10)

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