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キキョウラン [デジタル化]

過去の屋久島30
 いつも花期が過ぎた頃に訪れれていたような気がする。花茎が長いため,株全体を写すと小さな花が目立たない。この写真の花はみすぼらしい状態であるが,花を確認できる唯一の写真だ。エングラー及びクロンキスト分類体系ではユリ科に分類されている。
kikyouran.jpg
キキョウラン(ススキノキ科)Dianella ensifolia 桔梗蘭
 本州(紀伊半島)・四国・九州・沖縄・小笠原に分布,海岸に生える常緑多年草。太い根茎は古い葉鞘で被われる。葉は線形で長さ40-60㎝,幅15-20㎜,革質で厚く基部は互いに重なり合って花茎の下部につく。花茎は高さ50-100㎝に達し,退化した小型の葉がつく。花期は5-7月,花はまばらな円錐花序となり,横向きまたは下向きに開く。花柄の長さは7-15㎜で,卵状披針形の苞がある。和名は,花の色がキキョウの花に似ていることによる。 (1982.8.7)

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