SSブログ

ギョクシンカ [デジタル化]

過去の屋久島29
 アカネ科Rubiaceae には約500属6000種ほどの植物が知られ,これらは主に熱帯に分布,一部は寒帯まで広がるという。屋久島の亜熱帯の森では,関東には分布していないアカネ科の低木~小高木を随所で見ることができる。
gyokushinka.jpg
ギョクシンカ(アカネ科)Tarenna kotoensis var. gyokushinkwa
 九州(中部以南)・沖縄に分布,林内に生える常緑低木または小高木で,高さ1.5-3mになる。若枝,花柄には伏した短毛が密生する。托葉は広3角形で,先は尾状にとがる。葉柄は長さ1-2㎝,葉身は長楕円形~楕円形で,先は鋭くとがり,長さ6-18㎝,幅2.5-6.5㎝,表面は無毛,裏面の脈上や葉柄に短毛が散生する。花期は5-8月,枝先の集散花序にまばらに多数の花をつける。 (1995.7.5)

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。