シマサクラガンピ [デジタル化]
過去の屋久島28
ガンピとして保存していたが,デジタル化する際に改めて同定を見直した。ガンピ属Diplomorphaはそれぞれの種が分布を分けていること,前後の葉の重なり方,花序の様子などから分類しているようだ。
九州の一部に分布することから種小名 yakushimensis (屋久島の)と命名,学名ステイタスのシノニム(synonym)では種として扱う考え方もある。
ガンピとして保存していたが,デジタル化する際に改めて同定を見直した。ガンピ属Diplomorphaはそれぞれの種が分布を分けていること,前後の葉の重なり方,花序の様子などから分類しているようだ。
九州の一部に分布することから種小名 yakushimensis (屋久島の)と命名,学名ステイタスのシノニム(synonym)では種として扱う考え方もある。
シマサクラガンピ(ジンチョウゲ科)Diplomorpha pauciflora var. yakushimensis 島桜雁皮
九州(大分県以南の東側一帯と甑島および屋久島)に分布,山地(標高1200m以下)の向陽の斜面あるいは林中に生える。高さ2mを越える落葉低木。幹は直立あるいは上部がやや下垂し,今年枝は開出して有毛。葉は2列に互生して前後の葉の縁が重なり,紙質でまばらに毛を生じ,披針形ないし卵形,長さ1-7.5㎝,幅1-4.5㎝,鋭尖頭,基部は円形または鈍形,葉柄は短い。花期は7-8月,今年枝上部がやや密に分枝して多数の穂状花序が広円錐状に集まる。花序間の葉は急に小さくなり苞状。
サクラガンピに似るが,葉や花が大きく,花序は密で,その間の葉は苞状,葉の先端が長く伸びるなどの特徴によって区別するという。 (1982.8.7)
九州(大分県以南の東側一帯と甑島および屋久島)に分布,山地(標高1200m以下)の向陽の斜面あるいは林中に生える。高さ2mを越える落葉低木。幹は直立あるいは上部がやや下垂し,今年枝は開出して有毛。葉は2列に互生して前後の葉の縁が重なり,紙質でまばらに毛を生じ,披針形ないし卵形,長さ1-7.5㎝,幅1-4.5㎝,鋭尖頭,基部は円形または鈍形,葉柄は短い。花期は7-8月,今年枝上部がやや密に分枝して多数の穂状花序が広円錐状に集まる。花序間の葉は急に小さくなり苞状。
サクラガンピに似るが,葉や花が大きく,花序は密で,その間の葉は苞状,葉の先端が長く伸びるなどの特徴によって区別するという。 (1982.8.7)
2019-02-25 12:00
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