ホソバオオカグマ [デジタル化]
過去の屋久島24
ポジフィルムの状態が悪く,発色もあまり良くないので掲載するかどうか迷っていた写真である。参考文献等で確認すると日本では九州(黒島,屋久島)のみに生えるシダであることが判明,しかも図鑑などに掲載されている写真よりも良い個体だ。写真の良し悪しはともかく,私にとっては貴重な一枚である。
ポジフィルムの状態が悪く,発色もあまり良くないので掲載するかどうか迷っていた写真である。参考文献等で確認すると日本では九州(黒島,屋久島)のみに生えるシダであることが判明,しかも図鑑などに掲載されている写真よりも良い個体だ。写真の良し悪しはともかく,私にとっては貴重な一枚である。
ホソバオオカグマ(シシガシラ科)Woodwardia kempii
日本では九州(黒島と屋久島のみ)に分布,山地の渓流沿いの空中湿度がやや高い林床や斜面に生育する常緑性のシダ。数株が集まって生えることはあるが,ほとんど群生しない。現在生育している場所では容易に見つけられるが,産地が限られて個体数も少ない。環境省カテゴリでは準絶滅危惧種(NT)に指定されている。
根茎は細くて長く匍匐し,まばらに葉をつける。根茎の若い部分や葉柄基部には黄褐色で線状披針形~線形または披針形の鱗片がある。葉はやや二形をなし,葉柄は長く,胞子葉では50㎝に達するものもある。(1984.8.10)
日本では九州(黒島と屋久島のみ)に分布,山地の渓流沿いの空中湿度がやや高い林床や斜面に生育する常緑性のシダ。数株が集まって生えることはあるが,ほとんど群生しない。現在生育している場所では容易に見つけられるが,産地が限られて個体数も少ない。環境省カテゴリでは準絶滅危惧種(NT)に指定されている。
根茎は細くて長く匍匐し,まばらに葉をつける。根茎の若い部分や葉柄基部には黄褐色で線状披針形~線形または披針形の鱗片がある。葉はやや二形をなし,葉柄は長く,胞子葉では50㎝に達するものもある。(1984.8.10)
2019-02-21 12:00
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