アマモシシラン [デジタル化]
過去の屋久島19
撮影記録を確認するとオナガエビネやナンカクランと同じ日(1982.8.12)に撮影している。河口からあまり離れていない豊かな自然が広がるこの森では,貴重な植物をふつうに見ることができた。単子葉植物に見えるこのシダはオオタニワタリやシマオオタニワタリと同様,頭上の樹幹などに着生していることが多く,足元ばかりに視野を向けると見落とすことになる。なぜならば当時の屋久島では毒ヘビ「赤マムシ」に遭遇することがあり,常に足元には注意を払わなければならなかった。
撮影記録を確認するとオナガエビネやナンカクランと同じ日(1982.8.12)に撮影している。河口からあまり離れていない豊かな自然が広がるこの森では,貴重な植物をふつうに見ることができた。単子葉植物に見えるこのシダはオオタニワタリやシマオオタニワタリと同様,頭上の樹幹などに着生していることが多く,足元ばかりに視野を向けると見落とすことになる。なぜならば当時の屋久島では毒ヘビ「赤マムシ」に遭遇することがあり,常に足元には注意を払わなければならなかった。
アマモシシラン(イノモトソウ科)Haplopteris zosterifolia
九州(鹿児島県本土最南部,種子島,屋久島,奄美大島)・沖縄(沖縄本島,石垣島,西表島)・小笠原諸島(父島,母島,北硫黄島)に分布,山地林下の樹幹や岩上に着生する常緑のシダ。根茎はやや長く匍匐し,葉をやや接近してつけることが多い。葉は単状で長く40-100㎝に達し,線状で両端は平行に走り,先端部は狭まり,鈍端で終わることが多いが,途中で切断してしまった個体もかなりある。基部は徐々に狭まって葉柄に移行する。
和名は海藻獅子蘭で,葉の外形が海産の単子葉植物のアマモ似ることに因る。シシラン属はクロンキストやエングラー体系ではシシラン科Vittariaceaeとして分類されている。 (1982.8.12)
九州(鹿児島県本土最南部,種子島,屋久島,奄美大島)・沖縄(沖縄本島,石垣島,西表島)・小笠原諸島(父島,母島,北硫黄島)に分布,山地林下の樹幹や岩上に着生する常緑のシダ。根茎はやや長く匍匐し,葉をやや接近してつけることが多い。葉は単状で長く40-100㎝に達し,線状で両端は平行に走り,先端部は狭まり,鈍端で終わることが多いが,途中で切断してしまった個体もかなりある。基部は徐々に狭まって葉柄に移行する。
和名は海藻獅子蘭で,葉の外形が海産の単子葉植物のアマモ似ることに因る。シシラン属はクロンキストやエングラー体系ではシシラン科Vittariaceaeとして分類されている。 (1982.8.12)
2019-02-15 00:00
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