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テツホシダ [デジタル化]

過去の屋久島17
 鬱蒼とした照葉樹林や川沿いの道無き道を進みながらシダを写すことが多い中,この写真は海沿いの貯木場付近を散歩気分で撮影した。
tetsuhoshida.jpg
テツホシダ(ヒメシダ科)Thelypteris interrupta
 本州(伊豆半島、福井県以西)・四国(徳島県~高知県)・九州(本土,種子島,屋久島,奄美諸島,沖永良部島),沖縄(沖縄諸島,八重山諸島)に分布,世界中の熱帯~亜熱帯に広く分布する夏緑性のシダ。海岸近くの陽の当たる汽水の湿地に群生し,大きな群落になることがある。
 根茎は長く匍匐し、径4-6㎜、葉を相違する。葉柄は褐色で20-40(=80)㎝,ほぼ無毛で薄くて細い鱗片がまばらにある。葉身は2回羽状浅裂の広披針形,長さ30-50㎝,幅10-20㎝,円頭~鈍頭で下部は少し短くなる。羽片は線状披針形,鈍頭で無柄または短柄がある。終裂片は丸みのある3角形で鋭尖頭。葉質は深緑色の軟革質。 (1984.8.6)

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