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イワインチン [キクの仲間]

変わった名の植物
 浅間山周辺の山で見たことがあり、変わった名前なのですぐに覚えられた。鳳凰三山の稜線ではホウオウシャジンやタカネビランジをふつうに見られるが、イワインチンの個体数はとても少ない。
iwainchin.jpg
イワインチン(キク科)Chrysanthemum rupestre 岩茵蔯
 本州(中部地方以北)に分布、高山の岩上にはえる多年草。地下茎は短く匍い、茎はそう生し、高さ10-20㎝、細くて硬い。葉は羽状に深裂し、裂片は線形で幅1-1.5㎜、葉裏には毛が密生して銀白色。花期は8-9月、黄色の頭花を散房状につける。茵蔯とは漢名で、薬用植物として知られるカワラヨモギのこと。和名は岩場にはえるヨモギを意味する。 (2018.8.20)

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