バイケイソウ
バイケイソウが優占する森
今回は花巡りではなく、森林の様子を記録したものである。写真上は山腹に広がる見事なバイケイソウの群落。バイケイソウの間には、トリカブトも伸びてきている。シカの食害が少ない時は、この場所には多様な植物が生育していた。
下はバイケイソウの群落から移動して尾根筋で撮影した。乾いた林床なのでササ類が多い。いずれも林床には多様性は見られない。写真中央の幹は、シカによって樹皮を剥がされたナツツバキ。繰り返し樹皮を食べられ、やがては立ち枯れする。
今回は花巡りではなく、森林の様子を記録したものである。写真上は山腹に広がる見事なバイケイソウの群落。バイケイソウの間には、トリカブトも伸びてきている。シカの食害が少ない時は、この場所には多様な植物が生育していた。
下はバイケイソウの群落から移動して尾根筋で撮影した。乾いた林床なのでササ類が多い。いずれも林床には多様性は見られない。写真中央の幹は、シカによって樹皮を剥がされたナツツバキ。繰り返し樹皮を食べられ、やがては立ち枯れする。
バイケイソウ(シュロソウ科)Veratrum oxysepaium var. oxysepalum 梅蕙草
クロンキストやエングラー分類体系ではユリ科に分類されていた。図鑑によって分布が異なるが、北海道や本州など北方系に多いと思われる。山地の林内や湿った草原などに生える大型(高さ0.6-1.5m)の多年草。根茎にアルカロイドを含む有毒植物。芽生え時期、オオバギボウシ(ウルイ)やギョウジャニンニクに似ることから、誤食による中毒が報告されている。花期は7-8月、緑白色の大型花序となる。個人的な感想であるが、湿原などに群落を形成する同属のコバイケイソウの方が見栄えがする。(2017.6.9)
クロンキストやエングラー分類体系ではユリ科に分類されていた。図鑑によって分布が異なるが、北海道や本州など北方系に多いと思われる。山地の林内や湿った草原などに生える大型(高さ0.6-1.5m)の多年草。根茎にアルカロイドを含む有毒植物。芽生え時期、オオバギボウシ(ウルイ)やギョウジャニンニクに似ることから、誤食による中毒が報告されている。花期は7-8月、緑白色の大型花序となる。個人的な感想であるが、湿原などに群落を形成する同属のコバイケイソウの方が見栄えがする。(2017.6.9)
2017-06-10 20:35
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0