カイコバイモ [バイモの仲間]
季節を奏でる草花2(一年を振り返って)
3月10日過ぎの山里は早春とはいえども、まだ山眠る季節である。コバイモは咲いても、スプリング・エフェメラルの開花までには少々時間を要す。そのような時、思いがけない情報が入ってきた。
カイコバイモ(ユリ科)Fritillaria kaiensis 甲斐小貝母
和名は甲斐(山梨県)のコバイモという意味。山梨県、静岡県、東京都に分布、自生地は非常に少なく絶滅危惧ⅠB類に指定されている。輪生する3枚の葉の下に対生する2枚の葉がある。花全体の形がお椀形(広釣鐘形)になるのが特徴という。ミノコバイモの帰り道に立ち寄って撮影したものである。2日間連続で希少な植物に出会うことができた。情報を提供していただいたH氏には感謝してもしきれない。
※写真上から①~③
(①2016.3.12 ②③2017.3.22追記)
2016-12-06 13:55
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