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ハマナデシコ

思いがけない出会い
 ソナレセンブリを撮影して満たされた気持ちで海を眺めていると、少し離れた所にピンク色の花を見つけた。この季節に何だろう、と思いを巡らせ近づいた。幸運にも写したい花の一つであった。てっきり夏の花と思っていたが、帰宅後に調べてみると花期は長く、6月-11月と記されていた。思い込みは恐ろしいものである。花は終わりに近いが、十分鑑賞に堪えうる株であった。この花の色はデジタル写真では中々再現できない。実際にはもう少し赤みがある。海岸に自生する植物の特徴で、葉は厚く光沢がある。海岸の崖や砂地に自生しているが、切り花用として栽培されている。山の涼しさに憧れ、夏の海辺は苦手とする私には写す機会はないと諦めていた。
hamanadeshiko.jpg
ハマナデシコ(ナデシコ科)Dianthus japonicus 浜撫子
 本州~沖縄に分布,海岸に生える高さ20-50㎝の多年草。葉は厚くて光沢があり,長さ5-8㎝,幅1-2.5㎝の卵形~長楕円形,葉縁には毛がある。花期は7-10月,紅紫色の花は径約1.5㎝,茎の先に密に集まって咲くが,花をつけない茎もある。(2016.10.26)

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