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ヤシャブシ

目立たないハンノキ属の花_その1
 早春から花を着ける樹木が気になっていた。本種は早春から咲きはじめ,同属のハンノキよりも少し遅れて咲く。この仲間の雄花序は垂下するなどよく似ているが,雌花序の個数や着き方はそれぞれ異なる。同じ個体で花期と葉の展開期に観察した。
 本種の雌花序は雄花序の基部に直立して1-2個着く(写真AB)。果穂にはタンニンが多く含まれ,黒色の顔料の代用や染料となる。ハンノキ属の花粉はアレルゲンとなる。古木の樹皮(写真D)は縦に剥れる。
※ 写真は上から順にA~D
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