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トウゴクサバノオ [シロカネソウの仲間]

復活! 凛として咲く
 2016年12月9日以来,2度目の掲載となる。前回撮影した自生地は消滅したが,5年を経て少し離れた路肩で強かに復活していた。径1㎝に満たない花であるが,クローズアップすると清らかで美しい。開花には十分な日照を必要とするので半開の花が多い。正式には淡黄色の花弁状は萼片で本来の花弁は橙黄色部で蜜を出す役割もある。一対の暗緑色部はサバノオ(鯖の尾)の由来となる果実で中には種子が詰まっている。この植物は茎の基部に閉鎖花をつけることから繁殖力も持ち合わせているようだ。本来は渓流畔や谷筋で被植の少ないところに群生するるが,わずかな間隙に適応していた。
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