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カメバヒキオコシ

カメバヒキオコシの自生地で思う
 イヌヤマハッカIsodon umbrosus の仲間は,花の長さや葉形に変化が多く,多くの変種がある。その中でも特徴的な葉の本種は見分けやすい。尻尾を出した亀のような葉の形が和名の由来といわれている。群生することもあるが,この場所では数株のみとなった。

 撮影地には土壌中のミミズなどを探したイノシシの痕跡が至るところで見られた。先日の大きなニュースとなった豚コレラの現場からそう遠くない。定年退職後,狩猟免許を取得した友人はボランティアでイノシシの捕獲に奔走している。イノシシの血液検査を行うための捕獲という。生態系を攪乱してきた人間への自然界からの逆襲とも思える現象があちこちで起こっている。
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