ベニシュスラン [ランの仲間]
美しい繻子
繻子とは織物の1種で,経(たて)糸・緯(よこ)糸どちらか一方のみが表れているかのような織り方で,和名はこの淡紅色の繻子模様に因る。色抜けの白花タイプ(写真D)では繻子は緑色を呈し,葉も通常のものより薄い。シュスラン属 Goodyera の中では花が大きく見応えがある。
※ 写真は上から順にA~F
繻子とは織物の1種で,経(たて)糸・緯(よこ)糸どちらか一方のみが表れているかのような織り方で,和名はこの淡紅色の繻子模様に因る。色抜けの白花タイプ(写真D)では繻子は緑色を呈し,葉も通常のものより薄い。シュスラン属 Goodyera の中では花が大きく見応えがある。
※ 写真は上から順にA~F
ベニシュスラン(ラン科)Goodyera biflora 紅繻子蘭
北海道南部~九州に分布,常緑または落葉広葉樹林の林床や岩上に生え,沢沿いなど湿度の高いところでよく見られる常緑の多年草。
茎は匍匐して立ち上がり,開花時の高さ4-10㎝。
葉身は3-4個あって互生し,長さ2-4㎝,幅1-2㎝の卵形~長卵形,先は尖り,赤みがかった濃緑色,葉脈に沿って白っぽい斑紋が入る。
花期は7-8月。茎の先端に1-3個の淡紅色の花を横向きに着ける。花は筒状で細長く,長さ2.5-3㎝。花被片の先端にかけて開き,唇弁はやや短く,先端が反る。日本のシュスラン属の中では花が大きい。花色や葉の模様にも変異があり,白色花もある。
菌根菌は担子菌門のケラトバシディウム属。(F:2023.7.5 A~E:2023.7.12)
北海道南部~九州に分布,常緑または落葉広葉樹林の林床や岩上に生え,沢沿いなど湿度の高いところでよく見られる常緑の多年草。
茎は匍匐して立ち上がり,開花時の高さ4-10㎝。
葉身は3-4個あって互生し,長さ2-4㎝,幅1-2㎝の卵形~長卵形,先は尖り,赤みがかった濃緑色,葉脈に沿って白っぽい斑紋が入る。
花期は7-8月。茎の先端に1-3個の淡紅色の花を横向きに着ける。花は筒状で細長く,長さ2.5-3㎝。花被片の先端にかけて開き,唇弁はやや短く,先端が反る。日本のシュスラン属の中では花が大きい。花色や葉の模様にも変異があり,白色花もある。
菌根菌は担子菌門のケラトバシディウム属。(F:2023.7.5 A~E:2023.7.12)
2023-07-30 06:00
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